中国で今年5月、検疫を経ていないキツネやネズミの肉を羊肉と偽ったり、病死した豚の肉を横流ししたりして販売した業者の摘発が報じられた。これらの偽装された「危険な食品(毒食品)」が日本にも輸入されているのではないかと不安に思う人は少なくない。
中国猛毒食品」「抗生物質漬けの中国産鶏」-。週刊誌などで中国産食品の安全性を疑問視する報道が相次いでいる。日本へは大量の中国産食品が輸入され、加工品や外食の材料にも使われている。
以上のように、食品にもさまざまな疑惑が報道差fれている中国産食品です。
皆様もしっかりと見極めてください。ただし、中国産を日本でパックすることで国産と表示できること自体問題です。特に犬のおやつやフードは国産だからとかって与えてしまうと大変なことになります。
 
FDA(アメリカ食品医薬品局)がペットフードに規制を設けるという発表をしました。内容は協議している段階で、11月~12月にかけて公開の会合を3回予定しています。
 
   アメリカで中国産のペットフードを食べた犬やネコが次々死亡していた。2007年以降、中国産のペットフードで大量死が出ていることから、FDA(アメリカ食品医薬品局)は昨年12月(2012年)にペットに与えないよう警告を発し、詳細な調査を行なってきた。
   それによると、中国産のペット用ジャーキーを食べた犬が3600匹、ネコが10匹いたが、このうち食欲不振や嘔吐、下痢のほか、腎臓、泌尿器系にダメージを与え合計600匹が死んでいた。
 
■報告数
病気の報告:3600匹以上
死亡の報告:580匹

■症状の割合
胃腸疾患:約60%
泌尿器の病気:30%
ファンコーニ症候群の報告:135件

報告される数は以前に比べ減ってきているようにみえるが、FDAは獣医とペットの飼い主に情報を求めている。ジャーキーが原因と思われる病気の場合、獣医に血液と尿の検査結果や、サンプルを送るように依頼。これにより、FDAはファンコーニ症候群や泌尿器の病気がどれくらい含まれているかという情報を得やすくなる。
 
2007年のメラミン汚染による大リコール後から、規制を設けるべきだという話題が出ては、実現しないまま立ち消えとなっていました。2013年になり、ようやく実現しそうな段階に近づきました。


米国:ペットフードに初規制 食品医薬品局

毎日新聞 2013年10月26日 10時24分
 米食品医薬品局(FDA)は25日、米国内で販売されるペットフードが病原菌や有害な化学物質で汚染されないよう製造企業に安全策を求める新たな規制案を発表した。
 人の食品安全規制はあるが、ペット食品の規制は初めて。米国では中国などで製造されたペットフードによって犬や猫が死んだ例や、製品を扱った人の健康被害が相次いで報告されており、こうした事態を防ぐのが目的だ。
 規制案は、国内に出回るペットフードや動物の飼料を製造する企業に、工場の衛生管理や汚染防止策を義務付ける。(共同)
 
 

日本も輸入

   23日のFDAの発表によると、2007年以降「ペット用おやつのジャーキーに関連する疾患」にかかったとして犬3600例、猫10例が報告されており、うち約580例で死に至った。

さらに情報を集めるためFDAでは、該当すると思われる場合は速やかに報告するよう消費者に呼び掛けている。また分析を行うため獣医師らに血液、尿、組織のサンプル提出を要請している。

FDA獣医学センター(Center for Veterinary Medicine)のバーナデット・ダナム(Bernadette Dunham)所長は「われわれが見たことのある疾患発生例の中でも、最もつかみにくく謎が多い例の一つ」だと述べている。

ペット用おやつのジャーキーは、鶏やカモの肉やサツマイモ、ドライフルーツなどからできているが、米国法の下では原材料の原産地の申告は製造業者に義務付けられていない。
 
   日本も中国産ペットフードを輸入しているが、日本では被害例は分かっていない。アメリカでの大量死を受けて、2009年に「ペットフード安全法」が施行され、ペットフードの基準や規格を設定して問題が判明すれば廃棄・回収命令を発令できるようにした。だからといって、FDAが確認できないものを日本ができるとは考えにくく、ナゾは深まるばかりだ。
   それにしても、これだけ被害が出ているのに、中国政府から一言もコメントがない。
 
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