今年も3時間の研修が保健所でありました。
いつも冷房を低めにかけて・・・寒いくらい・・・寝ないようにと
今年は始まる前に激しい雨が降り、背中や足元がずぶ濡れのまま研修を受けた。
おかげで、2日間はブログの更新すらできる状態ではなかった。
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動物愛護法改正のが成立し、ネット販売ではなくて、対面販売が義務付けられるようになる。
確か、ペットショップで子犬を販売しないように・・などという声も多く聞かれていたと思うが・・・
対面販売であっても、先天性の病気を持つ子を販売されるだろう。・・・実際私自身も、都内の有名ペットショップでキャバリアを購入し、両膝の形成不全が生後3か月で出たため2週間の保証期間は過ぎていた。
ドラマの名せりふ「事件は現場で起きている」・・・子犬や子猫などを買っていろんな問題が出るのは、子犬を産ませる場所や親自体の遺伝が問題のもとではないだろうか。
当方も有名な犬舎から入れた親たちに問題が出てきているのが現状である。
JKCも犬種のスタンダードの向上や犬質向上を進めるのではなく、先天性の疾患を持たない犬種のブリーディングに力を入れるべき時代だと思う。血統書にチャンピオンで繁殖認定犬と書かれていても、単に外見での判断でしかならない。健康診断をして関節・心臓・頭に問題がなくて正常であると判断されたわけではない。逆にチャンピオンの多くに、膝の形成不全があるのも事実である。これくらいだったらと交配犬として、種をばらまかせてしまうブリーダーが多い・・・外国産インターナショナルチャンピオン交配料10万円などと・・・
動物愛護法の改正は多くの人の意見は聞いても、ペットショップ協会や都会に近いブリーダー関係者が関係しての改正であろう。なぜなら、生後56日を経過しない子犬と子猫の販売を3年以上もかけて緩和することで合意したこと自体おかしい話である。何事も行政機関に近いところで有利とされて決められているのが現実ではないか。
 
日本は自国の文化を見つめて法律を作るのではなくて、理想とする国を目指して法律を作るから体裁だけを整える法律になるのではないか。介護保険法もスウェーデンを目指したが、スウェーデンの高齢社会福祉は1992年のエーデル改革後、医療と介護は分離されたことも問題を引き起こしています。

生後まもない犬猫の販売規制 改正動物愛護法成立へ

2012.8.28 17:33
 生後まもない犬と猫の販売規制と、インターネット上でペットを取引する際に対面での説明などを義務付ける動物愛護管理法の改正法案が28日、衆院本会議で可決された。29日の参院本会議で可決、成立する見込み。
 親から早く引き離した犬や猫は人間をかむなどの問題行動が多くなるとの指摘があり、法改正の議論では引き離す時期が争点となっていた。改正案は、生後56日を経過しない子犬と子猫を、販売のためにペット店やオークション業者などに引き渡すことを禁止した。
 ただし激変緩和措置として、施行から3年は45日、その後は49日と段階的に期間を長くすることで合意した。56日への変更は施行後5年以内とし、明確な時期は示していない。
 ほかに、ペットをインターネットなどで販売する際、対面での説明や現物確認も義務付けた。