「日本畜犬遺伝性疾患協会」ホームページ リニューアル



日本畜犬遺伝性疾患協会は、協会ホームページをリニューアルした。

日本畜犬遺伝性疾患協会は、麻布大学獣医学部臨床繁殖学研究室を拠点に、犬の遺伝病をなくすことを目標に、遺伝病検査などの活動を行う団体。犬の遺伝病に関する正しい情報の発信や遺伝病検査の窓口として活動する。

リニューアルしたホームページでは、遺伝病に関する基本的な知識をはじめ、犬の遺伝病検査の手順や犬種別遺伝性疾患に関する情報を掲載。DNA検査の申込も受付ける。


キャバリアに関しての遺伝性疾患は、下記が明記されている。
進行性網膜萎縮症(PRA)
犬の進行性網膜萎縮は、網膜が萎縮して正常に働かなくなる遺伝性の病気です。初期は夜に目が見えづらくなり、しだいに日中でも見えなくなって、やがて失明してしまいます。外見上は正常な目と見分けがつきません。

犬の進行性網膜萎縮の症状とは?
進行性網膜萎縮になると、暗くなると目が見えにくくなってきます。進行すると、明るさと関係なく目が見えにくくなって、階段を下りるときなどに、動きがぎこちなくなります。また、二次的に白内障を併発すこともあり、最終的には失明に至ります。犬種によって進行の速さや発症の時期は異なりますが、子犬期に発症すると進行が速く、病気の程度も重くなります。

犬の進行性網膜萎縮の原因
進行性網膜萎縮は、網膜にある光を受容する部分に異常が起きることで網膜が萎縮して起こる、遺伝性の病気です。
進行性網膜萎縮になりやすい犬種は、ラブラドール・レトリーバー、アイリッシュ・セッター、コリー、シェルティ(シェットランド・シープドッグ)、ミニチュア・プードルなどです。

犬の進行性網膜萎縮の治療方法
進行性網膜萎縮には根本的な治療法はありません。そのため、ビタミンCや抗酸化剤などを投与して、進行を少しでも遅くする対症療法を行います。ただし、病気の進行を遅らせても、いずれはまったく見えなくなります。しかし幸いなことに、犬は人間と違って視覚よりも嗅覚や聴覚が発達しているため、たとえ目が見えなくても、日常生活上それほど不自由を感じずに生きていくことができます。そのうえこの病気は数カ月~数年の間に徐々に視覚が衰えていくため、見えない状況に適応しやすいといえます。

犬の進行性網膜萎縮を予防するには?
進行性網膜萎縮は遺伝による病気なので予防することはできません。ただし、病気の進行を少しでも遅らせることはできますので、上記の症状が見られたら動物病院へ連れていきましょう。
    


上記は下記のホームページより引用
http://www.petwell.jp/disease/dog/moumakuishuku.html/ペットウェル

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